
魚へんの漢字
魚へんに希の読み方はかずのこ|江戸の学者も「鯑字未詳」
魚へんに希の読み方はかずのこ(鯑)。江戸の本は「鰊鯑」と二字で書いて「かどのこ」と読ませ、学者は「鯑字未詳」と書き、字書にも見えないと記しました。大正の本は国字の一覧に。東京の市場では12月がいちばん高値です。

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魚へんに希の読み方はかずのこ(鯑)。江戸の本は「鰊鯑」と二字で書いて「かどのこ」と読ませ、学者は「鯑字未詳」と書き、字書にも見えないと記しました。大正の本は国字の一覧に。東京の市場では12月がいちばん高値です。

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魚へんに若の読み方はワカサギ(鰙)。ところが江戸の本は「若鷺」「阿末左幾」やカタカナで書き、この字を使っていません。「公魚」は麻生藩が幕府に献上した魚の字。東京の市場では12月から2月が高値です。

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魚へんに暑の読み方はシイラ(鱪)。江戸の『和漢三才図会』は「正字未詳」とし、見出しは魚へんに署の鱰でした。別の字は「九万疋」で、婚礼やひな祭りの祝いの魚。東京の市場では1kg254円です。

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魚へんに休の読み方はゴリ(鮴)。メバルとも読みます。江戸の『日本山海名産図会』は見出しに鮴を立てて「字書に見ることなし」と注記。とり方の名は「鮴押」でした。東京の市場のメバルは1kg1,442円です。

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魚へんに養の読み方はフカ(鱶)。中国の『本草綱目』では干した魚の字で、「人を養うから養」と説きます。元禄の『本朝食鑑』が見出しに立て、明治には鱶鰭の字に。東京の市場のサメ類は1kg561円です。

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魚へんに包の読み方はアワビ(鮑)。中国の本草書で鮑は干し魚の字でした。江戸の本は見出しに「鰒」を立て、鮑と書くのは「もとは誤り」と書いています。東京の市場ではアワビが1kg7,184円、高値は6月です。

魚へんの漢字
魚へんに利の読み方はアサリ(鯏)。ところが江戸の百科事典は「淺蜊」と書いて「正字未詳」。では魚へんに利の字はどこから来たのか。大正の本が書いた答えを原本で確かめ、東京の市場のアサリの値段も見ます。

魚へんの漢字
魚へんに花の読み方はホッケ。江戸の図譜はカタカナで「ホツケ」と書き、魚へんに花の字は明治25年の北海道庁の報告書に「方言ほつけ」として出てきます。東京の市場では開き干しが1kg965円です。

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魚へんに東の読み方はニシン(鰊)。いまの鰊の右側は一画多い「柬」ですが、江戸の本は「音東」と注し、東の海にだけ出る魚だからと書きました。東京の市場では生のニシンが1kg437円です。

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魚へんに平と書いて「鮃(ひらめ)」。鮃の漢字の由来を原本でたどると、中国の字書の説明は「音平、魚名」のわずかな言葉だけでした。では江戸の人はヒラメを何と書いたのか。「三月ヒラメ」と呼ばれた春の旬と市場の値段も見ます。

天ぷらの語源を江戸と明治の原本で確かめました。山東京伝が名付けたという話は弟の京山の証言。けれど京山が生まれる前の本に「てんふら」があり、明治の『言海』は四つの説を並べて「何レモイカガ」と書いています。

寿司の歴史を、奈良時代の荷札から江戸・明治の本まで原本の画像でたどり、年表にしました。馴鮓、一夜ずし、握りずし。江戸の終わりの『守貞謾稿』は握りずしを「價八文」と書き、いつ始まったかは「イツ比ヨリ歟」としています。