UOMEDIA

記事一覧6 / 12 ページ

魚へんの漢字

魚へんに里の読み方はコイ|鯉の漢字の由来は「十の字の鱗」

魚へんに里と書いて「鯉(こい)」。鯉の漢字の由来を江戸の原本でたどると、『本草綱目』は「鯉鱗有十字文理、故名鯉」、鱗に十の字の模様があるから鯉と名づけたと書きました。寺島良安も、これを引いて書きとめています。

魚へんの漢字

魚へんに曼の読み方はウナギ|鰻の漢字の由来は「影で子を生む」

魚へんに曼と書いて「鰻(うなぎ)」。鰻の漢字の由来を江戸の原本でたどると、『本草綱目』は、ウナギには雌がなく「以影漫於鱧魚」、影を鱧にかけて子を生むから鰻鱺と名づけたと書きました。江戸の学者が「誤」と書いた平安の読みも紹介します。

魚へんの漢字

鯛の漢字の由来 魚へんに周は『説文』では「骨の端がもろい」字

鯛の漢字の由来を江戸の原本でたどります。狩谷棭斎は『説文解字』の「鯛、骨端脆也」を引いて「非此義」と書きました。貝原益軒はタイの見出しを「棘鬣魚」とし「本邦ノ俗用鯛字」、寺島良安は『本草綱目』に載らない魚だと書いています。

魚へんの漢字

鯨の漢字の由来 魚へんに京はもと「䲔」の別の書き方だった

鯨の漢字の由来を江戸の原本でたどります。狩谷棭斎が引く『説文解字』では、海の大魚の字は「䲔」で、「䲔或从京」、鯨はその別の書き方でした。貝原益軒はクジラを「海鰌」、海のドジョウと書き、その理由も書き残しています。

魚へんの漢字

鯖の漢字の由来 中国の「鯖」は川と湖にすむ別の魚だった

鯖の漢字の由来を江戸の原本でたどります。『本草綱目』は「青亦作鯖」、鯖は青魚の別の書き方で、その青魚は川と湖にすむ魚でした。寺島良安は「湖にいるとは聞かない」、毛利梅園は「鯖ノ字ヲ用ルハ非也」と書き残しています。

魚へんの漢字

魚へんの国字 鰯・鱈・鰆を江戸の学者は「倭字」と呼んだ

魚へんの国字を江戸の原本で確かめます。1709年の『大和本草』で貝原益軒は、鱈・鰆・鰯・魳・鮟鱇を、正しい字を知らない世間が作った「倭字」だと名指しし、本文ではサワラを「馬鮫魚」、タラを「夻魚」と書きました。